メンエス少年、しゃおじょんです。
僕は渋谷の雰囲気が大嫌いなのだが、誰かと待ち合わせをするとき、渋谷に行くことが多い。今回もそうだった。
僕の大学の先輩で女性用風俗に通っている人がいて、話を聞いていると女性用風俗で働いてる人の話を直接聞いてみたくなった。そこでTwitterでDMであっていただけないかと聞くと、たぶんめちゃくちゃ忙しいだろうに、会ってくれることになった。
待ち合わせは、渋谷の宮下公園のところのルノアールだった。
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渋谷のルノアールに行くと、指使いがいかにもうまそうなサングラスをかけた爽やかな男性が一人で待っていた。
彼は何か牛乳系の飲み物を飲んでいたが、 味が薄かったらしく、優しい声で「これいつもよりちょっと薄くないですかね?」と店員に話しかけ、その声に僕は思わずうっとりしてしまった。
女性用風俗の話はとても興味深く、彼に施術される女性はさぞ幸せなんだろうなと思った
僕だって施術されたいくらいだ
男性的な大きい手から繰り広げられるダイナミックなハードマッサージはおそらく女性のマッサージとはまた違う良さがありゾクゾクするのだろう
女性の方がはまってしまう人はどうやら多いようで、一週間に一回は絶対に会いに来る人も多いそうだ
彼とは2時間ほどたくさんの話をしたのだが、特にメンズエステの話は盛り上がった
というのは彼はメンズエステに1000回以上行ったことがあるというのだ
最初は風俗に行っていたらしいが、メンズエステにはまってからはとにかく毎日毎日メンズエステに行き、一日で複数回行くこともあったそうだ
もともとブログを書こうとしたが行きすぎてアウトプットする時間がなかったらしい
僕がメンズエステにはまっていることを話すと、「君いいね、もうメンエスの境地に来たの、早熟だね笑」と言ってくれた
僕が「メンズエステハマりすぎて自分でお店作ろうかと思ってるくらいなんすよ」というと、「いいね、でももっとメンズエステいろいろ行ってみて欲しいな」
それから彼はメンズエステの魅力を語りに語った
彼の施術はメンズエステでセラピストから盗んだ技が多いようだ
メンズエステでのあの鼠蹊部へのマッサージをこの大きな手でやられたら痙攣してしまのではないだろうか
彼とメンズエステのことを語っているうちに僕はメンズエステに行きたくなった
僕は気がつくとルノアールで渋谷のメンズエステ情報を調べていた
ルノアールのWi-Fiはとても弱く、モバイルデータ通信を使った
世の中で興奮することいっぱいあるけど一番興奮するのはメンエス情報を喫茶店で調べてる時だね
間違いない
僕は渋谷のメンズエステ RioSPAに行くことに決めた
「渋谷 メンズエステ」で検索するとトップに出てきたからだ。メンエスマスターとあったあとならトップのお店に行きたい、そう思った。
宙さんに「僕、メンエス行って来ます、一緒に行きませんか!」と誘うと
「えー俺はいいや、楽しんできな!」そう言って彼は福沢諭吉を二枚僕に手渡した
「え、いいんすか」
「いいよ、早くいっておいで」
格好良すぎだろ、この人、さすがに勃起するわ、抱いてください
僕は走った
渋谷の街を走った
夏の夜は何もかもが嫌になるくらい暑いが、この汗は決して嫌な汗ではない
なぜなら俺は今からメンエスに行くからだ
渋谷でオラついてる若者が大嫌いだ
そこをどけ、俺は今からメンズエステに行くんだよ
並木橋交差点まで来ると僕は息切れしながらお店に電話をかけ、指示されたとあるマンションに入って行った
マンションのインターホンを押すと美人なお姉さんが笑顔で僕を迎えてくれた
僕はメンエスマスターと話をした後だったので調子に乗ってディープリンパとバブルの二つをオプションにつけた
シャワーを浴び、うつ伏せになった
「私二年働いてるけど、君は最年少かも」
「大学生とか来ないですか?」
「来たことないなあ笑」
「毎回メンズエステ来ると思うんですけど、この横の鏡とか恥ずかしくて見れないんですよね」
メンズエステはサイドと頭の先に鏡が置いてある
「みんな見るよ〜笑」
「僕よく風俗行くんですけど、風俗の時はあんまり恥ずかしくないんですけど、メンエスの時はめっちゃ照れちゃうんすよ」
風俗に行く時僕はしゃおじょんになるが、メンエスに行く時は篠塚康介なのだ
「可愛いなぁ笑 横の鏡見てよ〜」
僕は恐る恐る鏡をみた
鏡を見ると彼女のマシュマロボディーと溢れんばかりの胸が目に入ってしまい、僕は思わず目を背けた
恥ずかしかった
12歳年上のお姉さんにこうして施術を受けていることに今までにはないほどの恥ずかしさを覚えた
「じゃあ強制的に目に入るようにしちゃうね」
そう言って彼女は僕の身体を横向けにした
恥ずかしくて見てられなくなって僕は目を閉じたり開けたりを繰り返した
次に仰向けになると彼女は太ももで僕の頭を挟みそしてマッサージを続けた
「坊主めっちゃちくちくする笑」
「マジで僕いま高校球児みたいっすよね」
普段どんなことをやっているのかを話しているうちに僕はだんだんと自分のブログのことを話したくなってきてしまった
風俗嬢には風俗ブログを書いていることを明かさない僕だが、(明かしたことが何度かあるがいい雰囲気になることはあまりなかった)
メンズエステでは自分のことを打ち明けたくなってしまう
僕がエロの発信をしていることを話すと彼女は興味津々で「え、私のことも書いてよ!」と言ってきた
「え、書いていいんですか?」
「普通にめっちゃ嬉しいし、読んで見たい!」
「あ、じゃあ写真とかとる?」
「写真?」
「ブログに載せないの?」
「いや今まで写真撮ったことはないですね」
「じゃあやろう!」
なんでこの人こんなにノリノリなんだ
そして写真撮影会が突如始まった。
メンエスこんな感じです、これ見ると行きたくなりますね、はい
そして写真撮影をやっていると盛り上がってしまい、何枚も写真を撮っているうちに時間が来てしまった
まだ味わいたい
やばい、どうしよう
延長線だ
延長するしかない
僕は課金して20分延長した
さよなら僕の5人の野口英世
テロだ
エロテロだ
僕はこうして彼女のエロテロの被害者となった
もっと彼女のエロテロの被害者になりたかった
このまま帰る訳には行かなかった
興奮がさめなかった
そしてバブルが始まった
バブルをやっている間も僕は調子に乗って写真を撮っていた
「取りすぎじゃない?」
「もしかしたらいい写がとれてブログに使えるかもしれないので!!」
僕のカメラロールがバブル状態になった
「やばいっす、勃起しそうです」
「え、させたい」
「いや、しとるやんってそこは突っ込んでくださいよ」
そう言うと彼女は笑って僕の紙パンツ周りを泡まみれにし、もう1人の僕は泡隠し状態になった
時間になり、シャワーを浴び外に出るともう終電はなくなっていた
何もかもを諦め僕はゆっくり歩いた
木曜日の夜だというのに渋谷の街はナンパ師や酔っ払った若者やホームレスのジジイなどがたくさんいた
やっぱり渋谷は嫌いだ
昼も夜も渋谷は苦手だ
僕は5時までやってるガストに逃げるように入り込み、ほうれん草のベーコンを食べた。
あまりにもほうれん草がカピカピで作り直してもらいたいくらいだったが僕にはもう力は残っていなかった。
ちなみに今回のセラピストさんの橋本さんは7月の指名ランキングトップの方でした、ぜひみなさんもエロテロの被害者になってください。
まじでエロテロリストです。
終電は逃さないように。
ピース。
追記
メンエスが好きすぎて渋谷にメンズエステを開いてしまいました。
メンエス革命を起こすのでぜひ一度来てください!