たまになんでブログを書いてるのか聞かれる。そして自分でもたまに、いやしばしば考える。
小学生の頃から自分の日常をブログに書いてたから習慣と言えば習慣なのだが、だったら自分だけの日記にして、他の人に見せる必要はないんじゃないかという気にもなる。
それでも僕が書くのはまああれだ、承認欲求がかなり強いのだろう、と仮定してみた。
いやでも僕のブログを読み返した時に、別に承認されることを目的として書かれたわけじゃないような気がする。そして別に僕も承認されるために書いてるわけじゃない。
高校時代、僕はAmebaブログをかなりの頻度で更新していたのだけど、はっきりいってクソほどつまらない。よくあんなブログに読者がついていたなとまじで思う。
行ったことのない喫茶店に行っただけで文末に笑をつけている。なにわろてんねん。なにが面白いんだ、なぁ。いや、僕が大学生になってから卑屈になってしまったのか。喫茶店に行くことは一般的に笑い話なのかもしれない。どうなんですか、みなさん。
どうやらこの少年、喫茶店で英語の音読をしてたらしい。全然笑い事じゃない。迷惑、普通に。やめて。恥ずかしいから。
爬虫類とかまじで無理です(謎の顔文字)
きっつ。きつすぎ。死んで。
とまあこんなブログを書いていたわけなんだが、こんなんでも読んでくれるリアルな友達やネットの友人がいた。
そして、その人達は僕のくそみたいな文章を更新される度に毎回読んでくれていた。
そして僕はそれが嬉しかったのだ。
自分の文章をわざわざ読みに来てくれる少数の者たちが僕に喜びをくれたのだ。
僕は本当はたくさんのことを書きたいと思っている。でもそれがつまらなければ、読んでくれる人に申し訳ないと考えていた。
しかし、それは違うのだ。
僕の書く内容が好きなのではなく、僕の書く文章が読みたい人がこの世には何故かいるのだ。その人のために僕は書かなければならない。そしてその人たちの中に僕自身もいる。僕はあとになって自分の文章を見返すのが大好きだ。
実際に、今高校時代のブログを読み返してみたら、自分の変化ぶりに驚いた。数年でここまで人間は書く文章が変わるのだ。だから僕は文章を書きたい。10年前の文章を読むためには僕は10年間書き続けなければいけない。
僕はこれからも読んでくれる目の前の君のためだけに文章を書き続けるつもりだ。他の誰でもない、そう君だけのために。
ピース。